夏場の太陽光発電所の草刈りや雑草対策は発電量を維持するには必要ですが、低圧の発電所でも1名で実施するとなると1日以上は必要です。
草刈りを行う際は、草が入ったり怪我をしないため長袖に手袋、刈った雑草が目や口に入らないようにフェイスシールドとマスクを装着して行います。
また、発電所の太陽光パネルの照り返しや、発電所の稼働温度により、通常以上の温度に上記の服装を行うので、尋常では無い体感温度と蒸し暑さです。
炎天下の中これらを装備し、ずっと下をむきながら草刈りをしていると熱中症や脱水症状によりとても危険です!
ですので、夏場の草刈りを行う際は必ず複数人で行う事を強くオススメ致します。
熱中症や脱水症状は前ぶれなく急にきます!
太陽光発電所は敷地も広く、人通りが多い場所ではなく、もし倒れてしまった場合も見つけてもらいにくい環境下です。
弊社では必ず複数人で、夏場の草刈りはマメな休憩をとり、十分な給水をしながらの作業を行っており、少しでも体調に異変を感じたメンバーは休憩もしくはすぐに診察へ向かわせます。
弊社で発電所の草刈り業務をさせて頂いているオーナー様も当初はご自分で草刈りをされており、体力には自信があったとのお話でしたが、炎天下での広い敷地での草刈りは体力と関係なく意識が朦朧とされ、2日近く寝込まれてしまったそうです。
発電所内は人気も少なく、夏場は動物や爬虫類が出る事もあり、太陽光のケーブル断線や、強い雑草を刈る際に鎌がパネルにあたり破損という事もありますので、十分に注意して行って下さい。
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