パワーコンディショナー(パワコン/PCS)(PCS)でよくある故障原因
まずパワーコンディショナーとはですが、太陽光発電所にとって、とても重要なシステムのです。
パワーコンディショナーは「パワコン」や「PCS」と略されて呼ばれる事が多く、太陽光発電所においてパネルが発電した直流の電気を、交流に変換するシステムとなります。

パワーコンディショナー(パワコン/PCS)でよくある故障の原因として以下のようなものが考えられます。
基盤不良
最も多い故障は「基盤不良」によるものです。
パワーコンディショナーですが、こちらは中に制御基盤や冷却ファンなどがあり、家電機器に近いもので壊れることはあります。
多くはその制御基板が経年劣化などでうまく動作しないことにより、発電した電気を変換できないまま、ということが多いです。その他は、冷却ファンなどの故障で熱がこもって異常停止をする、などのケースも考えられます。
雑草やツル植物による影響
雑草やツル植物がパワーコンディショナーに入り込む等により上記の基盤故障や動作不良となる事例もあります。
除草や草刈り、太陽光発電所のメンテナンスなら弊社へお任せ下さい。
熱による故障
パワーコンディショナーの特徴として、熱に弱いということがあげられます。
しかし、パワーコンディショナーも電力が流れているので、当然熱を持っています。そこで換気フィルターがパワーコンディショナーで発せられた熱を外に逃がしてくれる構造になっているのです。
しかし、この換気フィルター部分が目詰まりしてしまい、温度を下げる事ができず停止などの思わぬトラブルに繋がります。
年に数回のフィルター清掃やメンテナンスはパワコンメーカーの製品仕様書等にも記載されていますので確認しておく必要があります。