日射量で太陽光発電所の年間発電量が大きく変わり、年間の収益も違ってきます。
太陽光発電を設置するのに適したエリアを考えるには、その地域での日射量を比較することが重要です。なぜなら太陽光発電の発電量は、日射量によって左右されるからです。
太陽光発電所の投資は1 kWあたりの年間予想発電量に太陽光発電システム全体で使用する太陽電池容量を掛けると、全体の年間予想発電量が分かります。太陽電池容量とは、太陽電池モジュール1枚あたりの公称最大出力にシステムで使用する枚数を掛けたものです。例えば公称最大出力300Wのモジュールを100枚使うシステムであれば、300W×100枚で30kWとなります。
東京都の1kWあたりの年間予想発電量は1,134 kWh/年/ kWのため、以下のように算出することが可能です。
30kW×1,134 kWh/年/ kW =34,020 kWh/年/ kW
これがシステム全体の年間予想発電量となり、FIT単価が32円であれば
34,020 kWh×32円 =1,088,640円
となり、これが年間の収益となります。
同様の30Kwの太陽光発電システムで、1Kwあたりの年間発電量が900Kwhの場合
30kW×900kWh/年/ kW =27,000 kWh/年/ kW
27,000 kWh×32円 =864,000円
となり、年間で224,640円の差額となります。
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